0歳の赤ちゃんに読み聞かせる「絵本」として人気のある作品を12冊厳選。
赤ちゃんがどんな絵本に興味を示すかはわからないだけに、多くのお母さんが実際に購入している絵本はとても信頼の置ける内容です。
母と子のコミュニケーションとしても有効な“絵本の読み聞かせ”に最適な作品を、「0歳児用絵本」としてまとめました。
0歳児赤ちゃん向け!読み聞かせにおすすめの定番絵本タイトル12まとめ
1,松谷みよ子 作「いない いない ばあ」
出典:amazon.co.jp
★絵本「いない いない ばあ」のおすすめポイント
- 発売から45年以上、累計450万部を超えた日本で一番売れている絵本
- 「いないいないばあ」というコトバを通じて大人も赤ちゃんも一緒に楽しめる
- コトバがあやふやな赤ちゃんでもハマってしまうエッセンスに多数の喜びの声
発行日:1967年4月15日
出版社:童心社
対象年齢:0歳から
ページ数:20
絵:瀬川康男
2,まついのりこ作「じゃあじゃあ びりびり」
出典:amazon.co.jp
★絵本「じゃあじゃあ びりびり」のおすすめポイント
- わかいりやすい絵と、リズミカルなコトバに喜ぶ赤ちゃん多数
- 「見開き1ページに1つの音」という構成でわかりやすく、最初の一冊としてもおすすめ
- 赤ちゃんが口に入れたりかじっても安心な“厚紙絵本”
発行日:1983年
出版社:偕成社
対象年齢:0歳から
ページ数:22
3,三浦太郎作「くっついた」
出典:amazon.co.jp
★絵本「くっついた」のおすすめポイント
- 「くっついた」をキーワードに、いろんなものが“くっつく”触れ合いの楽しさ、喜びが伝わる内容
- お母さん、子供、お父さんみんなで「くっつきながら」笑顔のコミュニケーションができる
- ボローニャ国際絵本原画展に何度も入選している三浦太郎さんの作品
発行日:2005年8月
出版社:こぐま社
対象年齢:0歳から
ページ数:24
4,安西水丸作「がたん ごとん がたん ごとん」
出典:amazon.co.jp
★絵本「がたん ごとん がたん ごとん」のおすすめポイント
- まじめに物を運んでいく汽車が主人公で、子供(特に男の子)が好きなストーリー
- つぎつぎ汽車に乗せてもらうのは「コップ」「スプーン」「哺乳瓶」など赤ちゃんが普段接しているものばかり
- 単純とはいえストーリー性のある内容なので、読み聞かせになれていないパパママでも安心
発行日:1987年6月
出版社:福音館書店
対象年齢:0歳から
ページ数:20
5,わかやま けん 作「しろくまちゃんのほっとけーき」
出典:amazon.co.jp
★絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」のおすすめポイント
- かわいい主人公「しろくまちゃん」は小さい赤ちゃんでもわかりやすく、人気のキャラクター
- 「しろくまちゃん」とお母さんがホットケーキを作っていく様子を“ぶつぶつ”、“ふくふく”などの擬音語で楽しく表現
- 料理などのモノを作る楽しさ、食べることの楽しさが子供にも伝わりやすい“はじめての食育”的内容
発行日:1972年10月
出版社:こぐま社
対象年齢:0歳から
ページ数:10
6,林 明子作「おつきさまこんばんは」
出典:amazon.co.jp
★絵本「おつきさまこんばんは」のおすすめポイント
- 夜の三角屋根にのぼる「おつきさま」が雲に隠れたり出てきたりする度にいろんな表情に変化していくお話
- 「おつきさま」の表情が変わると、引きこまれたように子供の感情や顔つきも変わると評判
- 「こんばんは」のあいさつや、夜・月に対する純粋な興味を持たせてくれる
発行日:1986年6月
出版社:福音館書店
対象年齢:0歳から
ページ数:20
7,ナムーラミチヨ作「だっだぁー」
出典:ehonnavi.net
★絵本「だっだぁー」のおすすめポイント
- まるで赤ちゃんの友達のような“粘土の顔(カラフルお化け)”と擬音語で構成された独特の絵本
- 大人にはわからない「赤ちゃん語」によく似た“だっだぁー”、“だらっ”などのコトバが赤ちゃんに好反応
- 単純な擬音語なだけに、読む大人の調子ひとつで何度も違う印象になり赤ちゃんも一緒に声を出して楽しめる
発行日:2010年7月
出版社:主婦の友社
対象年齢:0歳から
ページ数:24
8,林 明子作「くつくつあるけ」
出典:www.ne.jp
★絵本「くつくつあるけ」のおすすめポイント
- かわいらしい「赤ちゃん用の靴」が飛んだり跳ねたり転んだりするテンポの良いお話
- 他の絵本とはテイストの違う“コントラストのはっきりしたカラーリングの絵”が赤ちゃんにはとっても新鮮
- “くっくをはいて外へお出かけする赤ちゃん”の成長とも重なる身近なストーリー
発行日:1986年6月
出版社:福音館書店
対象年齢:0歳から
ページ数:20
9,とだ こうしろう作「赤ちゃんにおくる絵本」
出典:ehonnavi.net
★絵本「赤ちゃんにおくる絵本」のおすすめポイント
- 「子供が見ても大人が見ても美しいひらがなの絵本を」というコンセプトで20年以上も愛されるロングセラー
- 左ページに「絵」、右ページに「文字」というわかりやすい見開き構成
- 目と耳でひらがなになじむと共に、パパママがオリジナル部分を付け加えて子供に話せる自由度がある
発行日:1989年4月
出版社:戸田デザイン研究室
対象年齢:0歳から
ページ数:60
10,中川 ひろたか作「コップちゃん」
出典:ehonnavi.net
★絵本「コップちゃん」のおすすめポイント
- 食卓ではじめて触れるようになる「コップ」が主人公で、赤ちゃんがなじみやすい設定
- 「おなまえは?」「いくつ?」など、赤ちゃんがよく聞かれる質問をリズミカルにコトバにしたテンポの良い内容
- 子供が興味津々、楽しんでまねしながら質問のお返事を学べる
発行日:2003年8月
出版社:ブロンズ新社
対象年齢:0歳から
ページ数:-
11,松谷 みよ子 作「もうねんね」
出典:ehonnavi.net
★絵本「もうねんね」のおすすめポイント
- 大ベストセラー「いない いない ばあ」と同じ、作:松谷みよ子 / 絵:瀬川康男コンビの作品
- イヌやネコ、ヒヨコなどの動物からお人形さん、毛布まで多くのキャラクターで飽きさせない
- 登場キャラはみんな“ねむたげ”。そんな設定の中、優しいタッチと繰り返し表現で赤ちゃんの眠りを誘える一冊
発行日:1968年1月
出版社:童心社
対象年齢:0歳から
ページ数:19
絵:瀬川康男
12,松谷 みよ子 作「いい おかお」
出典:ehonnavi.net
★絵本「いい おかお」のおすすめポイント
- こちらも「いない いない ばあ」と同じ、作:松谷みよ子 / 絵:瀬川康男コンビの間違いない作品
- “いいおかお”をしているふうちゃんにたくさんの動物が集まって…子どもが優しい笑顔を知って好きになってくれる内容
- 淡くおさえられた色合いは赤ちゃんの目に優しく、懐かしさと幸福感にあふれたタッチ
発行日:1967年4月
出版社:童心社
対象年齢:0歳から
ページ数:20
絵:瀬川康男
まとめ
「子どもに買う絵本の1冊目はなにがいいんだろう?」
そう思う初めてのパパママは多いと思います。
今回ご紹介した本は0歳から安心して読んであげられるものですが、発売された年月は本当にばらばら。
古い絵本でも小さな赤ちゃんが楽しめる“普遍的な要素”が入っています。
2代、3代に渡って読み継がれていくベストセラーの絵本にはやはり理由があるものです。
絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションを深める大事な習慣にもなります。
迷ったらぜひ今回の12選を参考に「我が家の最初の一冊」を選んでみてはいかがでしょうか?