「子供の名前ランキング」と“名付けの方法“
愛するわが子が一生を共にする「名前」。親の想いがつまった「名前」は親子の絆でもあります。
姓名判断や画数などで様々な“名付け”の決め方がありますが、時代によって名前にもトレンドがあります。
今回はそんな“名付け”の考え方と子供の「人気名前ランキング」をお届けします。
「子供の名前の付け方」はどう決めるのがベスト?
ここでは詳細な「姓名判断」や「文字数・画数」ではなく、大まかなポイントについてご紹介します。
1,細かいことより両親の好きな名前
出典:nanapi.jp
一番は『お父さんとお母さんの気に入った名前』であること。
単純なようですが、逆に「人気だから」「画数がよかったから」だけでつけるのは機械的。
お父さんお母さんがその子を“どう呼んであげたいか”、その気持ちの裏には両親の愛情があります。
まずは細かいことを気にせず、“純粋に付けてあげたい名前“をあげていきましょう。
細かい判断はその後でも十分です。
両親が好きな名前に込められた愛情はきっとわが子にも伝わります。
2,どんな風に育ってほしいか、どんな人になってほしいか
パッと思いつかない方は、わが子の将来を考えてみてはいかがでしょうか?
ほとんどの親御さんが“わが子への想い”をお持ちのはず。
- 「強くたくましい子に育って欲しい」
- 「思いやりのある優しい子になって欲しい」
などを夫婦で具体化してみましょう。
連想する名前がいくつか出てくると思います。
そこから、
- 「漢字の意味」
- 「画数・文字数」
- 「苗字との相性」
などを決めていけばより具体的な名前案を出すことが出来ます。
3,読めない漢字・むりやりな“あて字”は避ける
いわゆる“当て字(あてじ)”ですね。
こと名前においては、一般的にその漢字で読める読み方とは「違う読み」をあてて付けた名前のことです。
「漢字の意味」や「画数」を調べた上で納得した名前でも、“名前が読めない“ことのデメリットは大きすぎます。
当然、名付けも個人の自由で一概に悪いわけではありません。
しかし、名前の読み方がわからないために、
- こどもが名前で呼んでもらえない
- 友達ができづらい
などの可能性があります。
幼稚園や小中高、社会人になってからも毎回人前で自分の呼び名を訂正するのはスマートではありません。
(この点は人によって考え方も違いますが、多少の個性を逸脱した“当て字”は避けるのも手です。)
4,いま「人気の名前」や「響き」を考えてみる
最後は少し客観的な目線で見てみましょう。
いまのトレンドを知ることで、
- 「どんな名前が今は人気なのか」
- 「考えた名前が古くさくないか」
などの視点でわが子の名前をチェックすることができます。
流行に左右されることはありませんが、意識しておくだけで“変なずれ方“をする心配がありません。
また、「名前の響き」も重要だと言われています。
例えば、「ゆうま」と「きょうすけ」という2つの男の子の名前。
実際に口に出してみると随分印象が違うことに気づきます。
- 「ゆうま」は、“おおらかで優しい“響き。
- 「きょうすけ」は、“しゃきっと精悍な”響き。
名前として呼び続けられることで、この“響きの違い”が本人の意識や性格に影響を与えることもあるようです。
絶対的ではありませんが、少し気になりますよね?
苗字と一緒に口に出して名前の響きを考えてみてください。
「きれいな響きの名前」は素敵な印象を与えてくれます。
「子供名前ランキング2014」
それではここから近年人気の「子供名前ランキング」をご覧ください↓
出典:happy-mama.com
「男の子」
1位:大翔・・・ひろと、はると
2位:悠真・・・ゆうま、はるま
3位:悠人・・・ゆうと、はると
「女の子」
1位:葵・・・あおい
2位:楓・・・かえで
3位:結衣・・・ゆい
ランキングを見ると心なしか“今っぽい”感じがして、参考にもなりますね。
多くの両親が「子供に付けている名前」の知識として知っておくといいと思います。
まとめ
いくつかの「名付けの考え方」とランキングをご紹介しました。
最後に付け足すことは、どの角度から見ても「完璧な名前」はないということです。
だからこそ、お父さんお母さんの想いをそのまま形にしてあげるのが一番。
“できる限りいい名前を付けてあげたい”という想いから、すべてにおいて非のない名前を求めてしまうこともあると思います。
考えすぎて迷った時はシンプルに夫婦のカンを信じましょう。
一番大切な「お父さんお母さんの想い」が込められていればそれはきっと良い名前です。
お子さんが産まれてから何千回、何万回・・・と呼ばれる名前。
子供の名前は、あなたのお子さんとともに生きていく大切なもの。
お父さんお母さんの愛情たっぷりに考えた名前をつけてあげてくださいね。