- 2016-3-7
- パパの子育て作戦会議, ママの子育て作戦会議, 子育て
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子供と飛行機に乗れる年齢と料金まとめ
子供は何歳から飛行機に乗れるのでしょうか?
大人と子供の運賃、国内線と国際線の料金の違いから大手航空会社とLCCの乳幼児料金までご説明します。
赤ちゃんとの旅行でも機内で快適に過ごすためのポイントも解説。
飛行機を使って子供と旅行に行く時に必須の情報をまとめました。
子供が飛行機に乗れるのは何歳から?
幼児(赤ちゃん)のの場合は「生後8日」からOK
意外にも生まれて間もない赤ちゃんでも飛行機に乗ることができます。
この「生後8日」からという規定は、国内線・国際線、各航空会社問わず共通の認識です。
違ってくるのは「乳児」と「小児」の違いです。
◆大手航空会社の乳児・小児区分
国内線の場合は、
- 幼児:生後8日~3歳未満
- 小児:3歳~12歳未満
国際線の場合は、
- 幼児:生後8日~2歳未満
- 小児:2歳~12歳未満
となっており、国際線は「幼児」の年齢上限が1歳下がります。
◆LCCの乳児・小児区分
- 幼児:生後8日~2歳未満
- 小児:なし(2歳以上は大人と同料金)
LCCは基本価格が安いこともあってか「小児」という区分はありません。
また、LCCは国内線でも国際線でも年齢による区分は同じです。
ちなみにLCC(エルシーシー)とは“ローコストキャリア”の略で、サービスや運行コストを徹底的に削ることで低価格を実現した航空会社のことです。
代表的な日本のLCCは以下の会社が有名↓
- スカイマーク(SKYMARK AIRLINES)
- ジェットスター(Jetstar)
- ソラシドエア(Solaseed Air)
- ピーチ(Peach)
- バニラエア(Vanila Air)
- スターフライヤー(Starflyer)
JALやANAなど大手航空会社の半額以下ということもざらなので安く家族旅行がしたい方は必見です。
国内線と国際線で異なる“子供の人数”による料金の違い
◆国内線の場合
どの年齢の子供が何人乗るかによっても料金は変わります。
「幼児1人」は大人の同伴者の膝に乗せれば無料
大手航空会社でもLCCでも、大人の膝の上に幼児を乗せる場合はその子の料金は無料です。
ただし、膝に乗せられるのは「幼児一人まで」なので“お母さん1人で幼児2人”という場合は、別に子供の座席を購入することになります。
「幼児が2人」いて1席分べつに用意する時の料金
- 大手航空会社:正規普通運賃の50%
- LCC:一座席分の普通運賃
がそれぞれ必要です。
「小児」の料金
大手航空会社:普通運賃の50%
LCC:大人普通運賃(小児という区分がないため)
と航空会社によって異なります。
◆国際線の場合
「幼児」1人
大人1人に対して幼児が1人であれば国際線でも膝に乗せることができますが、
大手航空会社:普通運賃の10%
LCC:無料
となっていて、大手航空会社は少し料金を払う必要があります。
「幼児」2人
大人1人に子供が2人の場合は、やはり一人分の座席を用意する必要があります。
- 大手航空会社:正規普通運賃の75%
- LCC:一座席分の普通運賃
「小児」の料金
- 大手航空会社:正規普通運賃の75%
- LCC:一座席分の普通運賃
となっています。
子供と飛行機に乗るなら「バシネット」もおすすめ
飛行機の最前列の席が予約できると、「バシネット」という赤ちゃん用の機内のベッドを使うことも出来ます。
ママ・パパのがずっと抱きかかえなくてもいいですし、赤ちゃんは横になってぐっすり眠れるのでとっても便利。
注意点としては、基本的に「バシネット」は最前列の壁に付けられるため数は少なく限られています。
飛行機のチケット購入時点では確定できず、チェックインの際に「バシネット」利用が確定するため旅行当日は早めの行動も必要になってきます。
また、日本の航空会社は「体重10キロ未満」というのがひとつのボーダーラインなので注意が必要です。
ちなみに、飛行機特有のあの“耳が詰まる感じ”は赤ちゃんに良くないんじゃ?と心配になりますが大丈夫です。
赤ちゃんは大人よりも空気圧の変化を感じにくいようにできていますので、通常は耳抜きなども必要ありません。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
子供と初めての飛行機旅行は知らないことが多く不安なものです。
幸いにも“生後8日以降”であれば行き先に関わらず赤ちゃんも乗れるので、お父さんお母さんが問題ないと判断すれば赤ちゃんとの旅行も十分可能です。
大手航空会社とLCCで料金や幼児・小児の区分が違っているのでご参考になさってください。
チケットを間違って購入したり、逆に子供の分のチケットを買っていなかったなどがないようしっかり準備して楽しい家族旅行にしましょう。