【叱り方】お店や電車で子供が騒いで聞かない時の対処法
カフェや電車などお出かけした時に子供は騒いでしまうものです。
そんな時に「うるさい!」「静かにしなさい!」という言葉だけでは子供に通じません。
周囲の目線も気になって短絡的に怒ってしまいがちですが、そんな時こそ子供に正しく伝えるチャンス。
今回は公共の場所で騒ぐ子供の注意の仕方をご紹介します。
単純な怒り言葉は効果なし
「静かにして!」「ダメ!騒いじゃ」といった怒り方はあまり効果がありません。
子供は外でテンションが上がり、騒ぎたくて仕方がないのです。
初めて入るカフェ、見たことない電車、子どもたちを興奮させる要素が家の外にはたくさんあります。
そんな状況で「静かに!」のような単純な言葉は子供たちの耳には届いていません。
いけない理由も一緒に伝える
「静かに!」「騒がないで!」
こうした注意の言葉には“主語”がありません。
それが子供に伝わらない原因。
“なぜ静かにしないといけないのか?”がわからず注意されている状態です。
「外なんだから静かにして当然でしょ」というのは大人の考え方。
小さい子にはそれが当たり前だなんてことはわかりません。
子供の目線にたって、噛み砕いて伝えてあげることが大切です。
「あなたと同じように走っている人はいないでしょ、ここはみな静かにする場所なのよ。だから走ってはダメ」
理由も一緒に伝えて注意しましょう。
「つぎ騒いだら帰るよ」で親の本気を伝える
そうは言っても騒ぐ子どもたちの元気はなかなかのもの。
理由を伝えて注意したのに聞かずに騒ぎ続ける困ったさんもいますよね。
そんな時は“親の本気”を見せましょう。
「もう一度騒いだら帰りますよ」
と、いつもと違うトーンで伝えます。
これだけで空気を察知してやめる場合もあります。
宣言した「帰る約束」は実行する
それでもまだ言うことを聞かず騒ぎ続けた場合は、「さっき約束したから帰りましょう」と迷わず帰ります。
こうすることで子供は、「お母さんは本気だ」「まずいことしちゃった」と感じ反省せざるを得ません。
カフェで飲み物が来たばかりでも、目的の駅についていなくても実行することがポイント。
ここで手を抜くと「言ってるだけで帰らないから大丈夫」と思われてしまいます。
まとめ
子供たちは悪気なく外で騒いでしまうことが日常茶飯事。
少々厳しく感じるかもしれません。
しかし、外で騒ぐことを野放しにすればあとで子供自身が大変な思いをします。
その間に多くの人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
本気の姿勢で子供にマナーを教えてあげられるのは親だけです。
公共の場所での過ごし方とともに、“約束を守る”ことの大切さを教えてあげましょう。