子どもが「買って買って!」ダダをこねて聞かない時の対処法
子供が「やだやだ買って買って!」とその場に座り込んで動こうとしない。
そんな時せがまれた物を買ってあげるか、買わないか、お母さんによって対処も違うと思います。
子供がワガママにならない正しい対処法はあるのでしょうか?
今回は子供の“だだこね”代表格と言える「買って買って」の親の対応について考えます。
子供のダダに負けて買ってあげる場合
「しょうがないわね、今日だけよ」と買ってあげると、子供は“ダダをこねればわがままが通る”と学んでしまいます。
こうなるとその日のワガママはおさまっても、また次に「コレ買って買って!」がスタート。
買ってあげる予定も約束もない時、子供のダダこねに流されて買うことはワガママを助けてしまうこと。
「ガマン」を覚えさせる機会をひとつ失うことにもなりますからおすすめできません。
子供のダダに応じず買ってあげない場合
「今日は買わないって約束したよね、もう行くよ」と毅然とした態度で買わなければ、子供は泣きますが
- 「ワガママ言っても買ってもらえない」
- 「ガマンしなければいけない時もある」
ということを学べます。
“お母さんは約束を守る”という姿勢を子供に見せることで信頼感にもつながります。
「買って買って!」のダダこね対処に大切なこと
毎回気まぐれで買ったり買わなかったりにならないよう親子で「ルール」を決めましょう。
親子の「買い物ルール」例
- 買ってあげる時は“今日は○○をひとつ買おうね”と前もって伝えた場合だけに限る
- お菓子を自分で選んでいいのは週に一回、¥300まで
- 高価・特別なものは誕生日とクリスマスだけ
こうして決めたルールを子供に守らせ、同時にお母さんも徹底して約束を守ることで子供に“本気度”が伝わります。
もちろん、この中で少しずつ“ガマンする”ということを学んでいけます。
子供にもわかりやすい内容で「お買い物ルール」を作ってみてください。
まとめ
買って!のダダをこねることは多くの子供に見られます。
“物が欲しい気持ち=物欲”は小さい子供にも芽生えてきますし、おさえるのが難しい感情。
一方的にはねつけるわけでもなく、甘やかすわけでもない「はっきりした親子のルール」を決めることが一貫した対応につながります。
最後に、矛盾するようですがごくごくたまのイレギュラーがあるくらいはいいのでは、と思います。
「買って買って!」のダダも少なくなって最近いい子にしてる。たまたまこの子の好きなモノが売ってる。
こんな機会があってお母さんがいいと思えた時はサプライズで買ってあげてもいいかもしれません。
「いい子にしてるとたまにはいいことある!」と喜ぶでしょう。
それでダダこねが始まらないかどうかを見極められていればたまのサプライズもいいのではないでしょうか?