ママの話を聞きなさい!子供がお説教を聞かない原因と対処法
「ちゃんと聞きなさい!」お説教を言っているのに子供が全然聞こうとしない、こんなことはありませんか?
どれだけ強く言ってもお説教を聞かない時の原因は実はママ・パパにある可能性が高いです。
その原因と、子供にお説教を聞かせるコツをご紹介します。
【原因】そのお説教、長くないですか?
子供がお説教を聞かない時の多くは「お説教が長い」ことが原因。
長くなればなるほど、その中に“いくつもの話”が入ってきます。
いくつも話をされている内に「いったい何について怒られてるのか」わからない状態に。
- 「ママはなににおこってるの?」
- 「早くおわらないかな」
- 「遊びたいな」
そうです、子供の集中力はそこまで長くは続いてくれません。
ママ・パパの大人目線で長時間お説教することはNG。
せっかくお説教しても「子供は聞かず、ママはイライラ」ではむしろマイナスになってしまいます。
【対策】伝えたいことは“1つに絞って短く”話す
言ってはいけないことを言ったなら、そのことだけ。
おもちゃの片付けをしなかったなら、そのことだけ。
シンプルに1つのことだけで話をするのです。
さらに伝わりやすくするために、“短く話す”こともポイント。
「○○ちゃん、バカってお友達に言われたらいやだよね?いやな気持ちになることは言ってはいけないの。次から気をつけようね」
「おもちゃで遊んだらお片づけするってママと約束したよね。約束が守れる○○ちゃんがママは好きだよ。次のお片づけはがんばろうね」
これくらい短い方が伝わります。
どんなことに対するお説教なのかによって言い方はさまざま。
「1つのことを短く」を基本にアレンジしてみましょう。
長いお説教は大人にも効果なし
20代~60代の男女1500人を対象に行った『しらべぇ』編集部の調査によると、
「仕事で上司に長時間説教され、何を怒られていたのか分からなくなった」経験がある人は28.9%
立派な大人でも4人に1人以上が「お説教時間が長すぎてなにに怒られているのかわからなくなっている」わけです。
自分が誰かに怒られている想像をするとよくわかります。
たくさんのことを理解するのが難しい子供には、わかる形で伝えてあげることが大切です。
『お説教は1つのことを短く』
を徹底して伝えてあげましょう。
最後に、子供になにか言って聞かせるときは、
- おもちゃやテレビなど、子供の気が散るものはシャットアウト
- 子供と同じ目線になって、真剣に心をこめて伝える
に気をつけると“ママは本気なんだ”ということが子供に伝わります。
「聞いてくれない子」ではなく「私の伝え方が悪いのかも」と一歩引いて考えてみるとうまくいくこともあります。
子供のお説教時間見直しをきっかけに、“短く話す”をこころがけてみてはいかがでしょうか?