大変な「イヤイヤ期」の子供の状態と親の対処法
お母さんが何を言っても「いやいやいや!」と繰り返す子供。2歳になったと思ったら急に「イヤイヤ」が始まって対処方法がわからない。
なんて声をかけても、どんなことをさせても「イヤイヤ」。
理由もわからずショックもあってほとほと疲れてしまいますよね。
そこで今回は、突然始まる「イヤイヤ期」の子供への接し方と親が持っていたい心構えについてのお話です。
子供が「イヤイヤ」言う理由
出典:weheartit
いわゆる“第1次反抗期”が「イヤイヤ期」。
これにはとってもたくさんの理由があります。
- 「自分でやりたいからイヤ!」
- 「思ってることママに伝えられないからイヤ」
- 「いまやりたくないからイヤ」
この流れで、「お腹すいた」「抱っこして」なんて気持ちもなぜだか“イヤイヤ”になって現れちゃうことも。
子供は子供で、赤ちゃんの時にはなかった気持ちがわき上がってくるのを精一杯受け止めようとしています。
ママ・パパとは違う『自我』の芽生え。
それが「イヤイヤ」というコトバでママの耳に入ってくるわけです。
「イヤイヤ期」の子供への上手な接し方
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まずは、「受け止めて共感してあげる」。
子供はなにかの感情があって「イヤイヤ」言っているかもしれません。
(意味なくただ「イヤイヤ」言ってしまったのかもしれません。)
そこで「イヤだったんだね、どうしたかったのかな?」と怒らずに聞いてあげることです。
お母さんがちゃんと聞いてくれた、という安心感があると無意識に信頼感は増していきます。
ここでいきなり怒ったり、気もなくスルーしてしまうことはNGです。
子供にしてみれば、自分の感情の整理もついていない上にお母さんにも怒られた・無視されたとなると気持ちの行き場がありません。
こうした対応で「イヤイヤ」がひどくなるケースもありますから注意が必要です。
ママはがんばって冷静に、子供の気持ちを引き出してあげる
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「自我の芽生え(イヤイヤ)」が出始めた子供は、イヤイヤ言うだけですべて解決しているわけではありません。
むしろ、“この気持ちをどうしたらいいか、どう伝えていいかわからない”ところ。
ついイラッときてしまいそうな気持ちを抑えて、子供の気持ちを引き出してあげましょう。
「イヤだったんだね、自分でやりたかったのかな?それともこっちがよかったのかな?」
子供の反応から具体的な理由がわからない時は、こんな風に自分の気持ちを選択肢から選べるようにサポートしてあげるのもいいですね。
「イヤイヤ」期の注意点
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子供が毎日のように「イヤイヤイヤ!」となってくると、親の対応もおざなりになってしまうことがあります。
親も人間ですから多少は仕方がありませんが、『危険なこと、いけないこと』に関しては真正面から子どもと向き合いましょう。
いつもの対応とは空気の違う中で「これは危ないことだからやってはだめなのよ」と真剣に伝えます。
子供の命に関わることは“イヤイヤ”では済まされませんから毅然とした対応が必要です。
「イヤイヤ期」の接し方まとめ
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1,まずはイヤイヤを受け止めて共感してあげる
2,感情的にならず、冷静に子供の気持ちを引き出してあげる
3,「危険なこと、いけないこと」だけは切り替えて、真剣に教える
このあたりが「イヤイヤ期」の子供へ接する基本ポイントになります。
どうしていいかわからない場合には地道にこれらの方法を実践です。
何に対してもイヤイヤと言う時期は多くの子供が通る道。
他のご家庭でも家の中ではそんな光景が日常茶飯事です。
毎日大変ですが、考えすぎず子供の気持ちを汲み取りながら「イヤイヤ期」を乗り切りましょう!