- 2015-5-20
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【子供の行事】赤ちゃんから入学までのお祝い行事まとめ
産まれたての赤ちゃんから小学校入学までの年間行事をまとめました。
しっかり健康に育ってくれるように、一回ごと大切に祝ってあげたい7回のイベント。
特に「生後1年目」はお祝いしてあげることがたくさんあります。
ひとつひとつの行事にこどもに対する意味が込められていますので写真を撮ってご家族で楽しみながらお祝いしたいですね。
1,「お七夜(おしちや)」
出典:栞日和
お七夜とは、赤ちゃんが産まれたその日を入れてちょうど7日目に、名前をつけてお祝いする行事。
お赤飯・尾かしら付きの鯛・紅白のお麩などを家族で食べます。
次の「お宮参り」までの一ヶ月間、その子の名前を書いた命名書も飾っておきます。
気持ちを込めた大きな字で「名前」と「生年月日」を書いてあげましょう。
2,「お宮参り(おみやまいり)」
出典:フォトサロン竹中
赤ちゃんが無事に産まれて一ヶ月目を迎えられたことを神様にお祝いする行事。
「初宮参り(はつみやまいり)」とも呼ばれます。
男の子は産まれてから31日~32日、女の子は32日~33日が一般的と言われています。
両親と父方または母方の祖母と神社にお参りをします。
3,「お食い初め(おくいぞめ)」
子どもが産まれて100日経ったことをお祝いするのが「お食い初め」。
他の呼び方では、
- 「食べ初め(たべぞめ)」
- 「箸揃え(はしぞろえ)」「箸初め(はしぞめ)」
- 「百日の祝い(ももかのいわい)」「歯がため(はがため)」
などと呼ばれることもあります。
「これから食べることに困らないように、健やかに育ちますように」という願いを込めてのお祝い。
尾頭つきの鯛が入った「一汁三菜」を用意するのが一般的。
大人と同じお箸で食事をする一人として扱います。
4,「初正月(はつしょうがつ)」
子供が生まれて迎える初めてのお正月を祝う行事。
男の子には「破魔弓(はまゆみ)」「破魔矢(はまや)」
出典:人形の久月
女の子には「羽子板(はごいた)」または「手まり」
出典:人形の久月
を贈ってあげます。
どちらにも“魔よけ”、“子孫繁栄”などを祈る意味合いがあります。
産まれて間もない内に「初正月」を迎えるご家族は無理をなさらず、ささやかに行ったり翌年にしてもよいでしょう。
5,「初節句(はつせっく)」
『男の子の初節句』
出典:人形の久月
男の子が産まれて迎える初めての5月5日を祝う行事。
- 「端午の節句(たんごのせっく)」
- 「菖蒲の節句(しょうぶのせっく)」
などとも呼ばれ、“無病息災”を願います。
男子の初節句では「兜(かぶと)」「鎧(よろい)」「武者人形(むしゃにんぎょう)」などを飾ってあげるの一般的。
『女の子の初節句』
出典:人形の久月
女の子が産まれて迎える初めての3月3日を祝う行事。
- 「桃の節句(もものせっく)」
とも呼ばれ、女の子が健康に災いなく育つように願います。
女子の初節句では「雛人形」を飾ります。
3月3日が終わったら雛人形をすぐにしまわないと“嫁に行くのが遅くなる“などと言われています。
6,「初誕生(はつたんじょう)」
出典:がちゃぴん秀子の日記
子供が産まれて迎える初めての誕生日を祝う行事。
無事満1歳を迎えられたことと、これからの健康を祈ります。
お餅を用意してみなで食べるのが一般的。
ついたお餅を赤ちゃんに背負わせたり、「本」「そろばん」「財布」などを並べてどれを子供が選ぶかで将来を見る「物選び」などをして見守ります。
“1歳のわが子がなにを選ぶか?“家族全員がワクワクできる行事です。
7,「七五三(しちごさん)」
- 男の子は3歳と5歳
- 女の子は3歳と7歳
それぞれの歳に子供が晴れ着を着て11月15日に神社にお参りをする行事。
これからの健康と神様に認めてもらう意味合いがあります。
年齢によって3つの儀礼があります。
- 「髪置き」3歳・・・剃っていた髪を男女共に伸ばし始める儀礼
- 「袴着」5歳・・・袴を着せた男の子がお宮参りをする儀礼
- 「帯解き」7歳・・・大人と同じ帯を女の子がはじめて身につける儀礼
初めて晴れ着を着る機会になることも多く、写真に残すにもいい行事です。
出典:七五三ドットコム
最近では昔ながらの行事も正式な方法と解釈が変わっていることも。
「お宮参り」でも“1ヶ月前後”とややざっくりめだったりします。
このあたりについては人によって意見も異なると思います。
「まとめ」
赤ちゃんへのお祝い行事は特に一年目がたくさんあります。
新しい家族が増え、にぎやかになる年です。
できるだけ節目節目に祝ってあげたいですね。
ただ、風習通りに行うことにこだわりすぎてママや赤ちゃんへの負担が増えたり、面倒になってお祝いの行事自体を行わないということが一番寂しいかなと思います。
多少お祝いのときの料理の内容が変わったり、パパのお休みにあわせて正しい行事の日数と違っても・・・
家族の状況はそれぞれ。
できるだけ慣例にしたがいながらも、無理はしない。
少しずつ育ってくれている我が子をお祝いする気持ちが大切です。
産後間もないママさんの負担のことも考えて、時にはそれぞれの家族流にアレンジして祝ってみてあげてはいかがでしょうか?