生後1歳6ヶ月赤ちゃんの子育て基礎知識!少しずつ幼児期へ

生後1歳6ヶ月赤ちゃんの画像

ほとんどの赤ちゃんがひとり歩きできるようになり、乳児から幼児へと成長する1歳6ヶ月。

運動能力の発達には個人差がありますが、この頃の子供の中には小走りをはじめる子もいます。

成長著しい1歳6ヶ月赤ちゃんの特徴をご紹介します。

 

生後1歳6ヶ月赤ちゃんの変化

◆遊びの機会があれば指先がグングン発達

ペンを握ったり、髪に線を引いたりと指先でできることが増えてくるのでさらに成長を感じられます。

ただしペンで線を書いたり積み木をつむなどの難しい遊びは突然うまくできるものではありません。

苦手と感じたなら積極的に日常の遊びに取り入れてあげると上達のスピードも早まります。

 

◆視力が向上!遠くのものまで見えるように

ママやパパが遠くのものを指差すと、それが見える赤ちゃんも反応するようになりはじめます。

ほぼ大人と同じ視力に鳴るのは小学校に入るくらいですが、今までよりもグンと見えるものが広がります。

歯も10本以上生えてくる子が多く、臼歯も生え始めます。

 

◆赤ちゃんの二語文が出て会話が楽しく

「ブーブー、いた!」など言葉を2つつなげた二語文が話せるようになる子もいます。

もちろん言葉をしゃべるタイミングにも個人差がありますし、しゃべり出すタイミングは必ず来ますからそれまでにたくさん言葉を話しかけてあげましょう。

記憶力もさらに上がってくるので大人のまねっこを道具を使ってやろうとするなどの行動も見られます。

 

気になる生後1歳6ヶ月赤ちゃんのいろいろQ&A

Q.「トイレのトレーニングはいつから?」

子供の膀胱が一定以上まで大きくなる時期には個人差があるため、”トイレトレーニングは○歳○ヶ月目から”という決まりはありません。

目安としては膀胱におしっこがためられるようになって、おしっこの間隔が2~3時間あいてきたらタイミングです。

なるべく早くトイレできるようになってほしいと思うママパパの気持ちはありますが、あせらず自然に「おしっこでた!」と本人が言えるくらいのタイミングでスタートしても大丈夫です。

 

Q.「男の子のおしっこは立って教えるべき?」

これからの時代男の子は”立っても座ってもおしっこできる”ようにすることが1番です。

場所や人によっては座ってする方がスマートなこともありますし、出かけた際には立ってする小便器も必ず使うことになるでしょう。

パパやおじいちゃんなど、男性の家族に先生役を買って出てもらい立っておしっこするやり方も教えてあげましょう。

 

Q.「ひとりで食べられるようになるのはいつ?」

生後10ヶ月を過ぎる頃には”手づかみ食べ”が始まり、たくさん汚しながらも少しずつ食べることに慣れていきます。

ママやパパが毎回全部食べさせてしまっているとなかなか自分で食べるのが上達しません。

赤ちゃんひとりで手づかみ食べの練習をして、できるようになったらスプーンで、という風に少しずつステップアップしていきましょう。

 

Q.「声は出るのに言葉が出てこないのは?」

「あー」「うー」など声は出ているのに、言葉を話さないという子は1~2歳では珍しいことではありません。

早い子はどんどん言葉を話しはじめていますが、2歳を過ぎてから話し始める子もいます。

今までの発達面で大きな問題がなく、大人の言った簡単なことが理解できているなら大丈夫。

たくさん言葉を話しかけつつ、お歌を聞かせるなどしてゆっくり話し始めるタイミングを待ってあげましょう。

 

Q.「ひとり歩きできるのに抱っこして欲しがる」

初めて自分の足で歩けるようになった頃は楽しくて仕方なくても、慣れてくると「甘えたい」「ラクしたい」という気持ちが出てきます。

でもこうした感情が見られるのも少しずつ幼児に近づいている証。

物に興味を持たせたり、歩くことが楽しくなるようママと競争してみたり、ひとり歩きが楽しくなるように工夫してみましょう。

 

Q.「すぐ物を投げるクセをやめさせたい」

なんでもかんでも投げてしまう赤ちゃんは少なくありません。何回注意してもやめてくれないので困ってしまいますよね。

でも実はこの頃の赤ちゃんは”これは投げてはいけない、危ない”ということが理解できずにやっている行動なのです。

ここはママパパのガマンのしどころ。「これは投げちゃダメなんだよ」と注意はしつつ、その物を楽しそうに興味をひくようにママが使ってみると赤ちゃんが真似することも。

”より楽しい、やってみたい”という気持ちにさせることができれば赤ちゃんは投げる以外の行動をとります。

 

Q.「お友達と仲良くできないのはどうしたら?」

お友達と一緒にちゃんと遊べるようになるのは3歳前後からです。

物を投げるのど同様、いけないことを理解はできませんが「お友達に大きな声を出しちゃダメなんだよ」と注意はするようにします。

お友達と一緒でも自分の世界に入っているので、ママ・パパがしっかり子供の行動を見守ってあげましょう。

 

Q.「雨が降ったらおうちにいた方がいい?」

雨が降ると赤ちゃんを連れての外出はなかなか大変ですし心配になってしまいますよね。

つい家にこもってしまいそうになりますが、ほんの短い時間でも出かけると子供にとっては新鮮な体験になります。

ポツポツ雨が降っている中で、濡れた草木にさわったり、水たまりを踏んでみたりすることは子供の五感を刺激するかっこうの機会。

レインブーツや長靴などの雨具をしっかりつけて短時間でも外に出てみましょう。

 

参考文献:主婦の友社「はじめてママ&パパの育児」

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