生後3ヶ月の赤ちゃんの子育て基礎知識!首がすわって体重倍増

お母さんの指を握る赤ちゃんの手の画像

生後3ヶ月の赤ちゃんは生まれた時に比べて体重が2倍に増えます。

首がすわりはじめる赤ちゃんもこの時期に多く、手が使えるようになるため好奇心もどんどん育っていきます。

体も心も発達してくる生後3ヶ月の赤ちゃんの子育て基礎知識をご紹介します。

 

生後3ヶ月の赤ちゃんの変化

◆首がすわり、自分の意思で手が動かせる

この頃になると首がすわるようになってきます。たて抱きにした時に、後頭部を支えなくても頭がグラつきません。

首がすわると抱っこがやりやすくなり、お出かけも楽になります。

同時に手の動きも器用になってきます。おもちゃを持って口に運んだり、自分の目で見たものを手で触ろうとしたりといった発達が見られます。

 

◆感情表現豊かに、泣いたり笑ったり

うれしい・楽しいといった感情を笑いで表現できるようになります。思い通りにいかなかったり気に入らない時は泣くこともあります。

また夕方に泣く「たそがれ泣き(3ヶ月コリック)」になる赤ちゃんもいますが、病気ではありません。

 

◆体重増加は一段落、視力が向上

多くの赤ちゃんが生まれた時の体重に比べ、2倍ほどに増加しています。身長も10cm前後伸びていますが、体重の急激な増加はいったん落ち着きをみせます。

30cm以上離れたものが見えるようになってくるなど、視力も発達していろいろなものを目で追いかけることもあります。

 

気になる生後3ヶ月赤ちゃんのいろいろQ&A

Q.3ヶ月で首がすわらない

実は3ヶ月で首がすわる赤ちゃんは全体の半数ほどと言われています。

「発達が遅いのでは?」と心配になりますが、首がすわるまでの期間にも個人差があります。

4ヶ月ですわれば大きな問題はないのでじっくり様子を見ましょう。

 

Q.うつぶせ寝は大丈夫?

寝かせる時に「うつぶせ寝」の状態にしていると、口や鼻がふさがれ呼吸ができなくなる危険があるためおすすめできません。

また、うつぶせ寝の赤ちゃんはあお向けで寝る赤ちゃんより乳児性突然死症候群(SIDS)になる確立が高いとも言われています。

寝相のせいでうつぶせ寝になりやすいようなら気づいた時にあお向けに戻してあげましょう。

 

Q.頭皮からフケが出る

  1. 洗いすぎによって皮脂が奪われている
  2. 頭皮の汚れがしっかり落ちていない

洗いすぎの場合は、シャンプーを2日に1回にするなどが効果的です。たっぷりのお湯で毎回しっかり汚れを洗い流すことも忘れずに。

皮脂の取れすぎは、頭髪用のシャンプーを使ったり洗髪後の保湿を丁寧に行うことで改善できます。

 

Q.指をしゃぶらず「げんこつ」をしゃぶっている

この頃の赤ちゃんは、自分から20cm~30cmほど離れたものがよく見えています。

これはママの顔や自分の手の距離にあたります。そして興味を持ったものを確かめる方法が「しゃぶる・口に入れる」ことです。

味・におい・感触などを知ることは成長に欠かせないのでそのまま見守ってあげましょう。

 

Q.お母さんがいないときに大泣きする

ママが赤ちゃんのいる場所から離れると、泣いてしまう子もいます。

医学的に証明されているわけではありませんが、「子守りを中断して家事をしたい」「早く寝てくれないかな」など、お母さんの気持ちが子供から離れている時ほど泣いて寝てくれないこともあります。

さらに成長するとこうした泣き方は減っていくものです。今だけのことだとドンとかまえて赤ちゃんとの時間を楽しむ姿勢で接してみましょう。

 

3ヶ月は今まで以上に発達が見られますが、個人差は必ずと言っていいほどあります。

3~4ヶ月健診を受けて発達状況・病気の有無などをみてもらいましょう。

 

参考文献:主婦の友社「はじめてママ&パパの育児」

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