生後6ヶ月の赤ちゃんの子育て基礎知識!おすわりや人見知りも

おすわりする生後6ヶ月の赤ちゃんと母親の画像

産まれてから6ヶ月、ついに生後半年を迎えた赤ちゃんはめざましく成長しています。

この頃になるとおすわり・人見知り・夜泣きといった今までとは違う行動や反応もみられます。

ママやパパのことがしっかりわかるぶん人見知りをする可愛い姿は微笑ましくもあります。そんな生後6ヶ月赤ちゃんの特徴をご紹介します。

 

生後6ヶ月の赤ちゃんの変化

◆おすわりができるようになる子も

6ヶ月を迎えた赤ちゃんの上半身の筋肉と神経はおすわりができるようになるレベルまで発達。

最初は背中を丸めて前方に両手をつく体勢ですが、さらに体が発達してくると背中を伸ばした状態で長い時間のおすわりができるようになります。

また、右手に持っていたものを左手に持ちかえるなど「左右の運動の分化」も見られます。

 

◆聴覚もグングン発達!小さな音もしっかり聞き分け

以前よりも聴覚が発達したことでテレビ・音楽・家庭の様々な音を聞き分けてられるようになってきます。

音がするものの方向を見たり、手で触ろうとしたりします。

ほとんどの赤ちゃんが離乳食を開始するので味覚も同時に発達します。

 

◆ママ・パパ以外の人を人見知り

生後半年を迎えた赤ちゃんの脳はとても大きな成長をとげています。

ママやパパのことを特別な人だと認識できる記憶力がついてくるため、そうでない人に対して泣いたり嫌そうな表情をする”人見知り”が始まります。

 

気になる生後6ヶ月赤ちゃんのいろいろQ&A

Q.「なんでも舐めているけど衛生面は大丈夫?」

手に持ったものをなんでもなめてしまうのは赤ちゃんなら誰にでも見られる行動。

「汚くないかな」と心配になってしまいますが、極端に不衛生なものを置いておかなければ大丈夫です。

ものを舐めるという行動からも免疫力を高める過程のひとつ。定期的にふく・洗うなどをしておきましょう。

 

Q.「髪の毛が薄いのは治る?」

赤ちゃんの髪がしっかり生えそろうまでは時間がかかります。決してハゲているわけではありません。

特に長時間布団にこすれている後頭部が薄くなることがありますが、一部が薄い場合も大丈夫です。

しておくべきケアなどもないので心配せずに見守ってあげましょう。

 

Q.「不機嫌になる理由は”カンの虫”ってホント?」

赤ちゃんが不機嫌になったり泣いたりするのは”カンの虫”が原因だという考えが昔はありました。

しかし現在では「赤ちゃんの体内時計は25時間で、現実の1日24時間周期とのズレに対応できていないため」とされています。

1時間ほどできてしまう時差にとまどっているのです。毎朝同時刻に起きて太陽の光をあび、夜眠るという睡眠リズムができれば直っていきます。

 

Q.「睡眠中に寝返りしないのは問題?」

寝返りにも個人差があり、特にぽっちゃりして体重の重い赤ちゃんは寝返り・おすわり・歩くなどの発達が遅い傾向にあります。

ふだんから手をよく動かしてなにかを握ったり、うつぶせになった時に頭を上げて胸をそらせる行動がみられるようなら心配はいりません。

 

Q.「寝相のせいで頭をぶつける場合は?」

寝相の悪い赤ちゃんはベッドの柵に頭をぶつけてしまうこともあり、大事な部分なので心配ですよね。

血が出ていたり熱っぽくぐったりしているなどがなければ大丈夫ですが、頻繁にぶつけるようならベッドの柵に市販のクッションをつけるなどで安全性を高めましょう。

 

Q.「お風呂に入れると赤い発疹ができるのは大丈夫?」

湯船に入れたあとに赤い発疹ができる原因は”赤ちゃんの皮膚の表面温度と、お湯の温度差が大きい”ためです。

敏感肌の赤ちゃんに起こりやすい症状ですが、一晩たってかゆみや機嫌の悪さがない状態で発疹がひくようなら大きな問題はありません。

赤ちゃんを湯船につける際は、心臓から遠い足先から少しずつお湯をかけて肌の表面温度を上げてから入れるようにしましょう。

 

参考文献:主婦の友社「はじめてママ&パパの育児」

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