祖父母にうまく育児を手伝ってもらうためのパパママの心構え
出典:irorio.jp
核家族化が進む現代でも「おじいちゃん、おばあちゃんとの関係」がなくなることはありません。
むしろ病気や仕事が大変な時に助けになってくれることも多いもの。
一方で子育てについての祖父母と家族間での衝突も少なくありません。
そんな“じいじ・ばあば”と良好な家族関係を築いて子育てをサポートしてもらうための方法と心構えをまとめました。
1,定期的な祖父母への連絡
「突然の連絡」これが思った以上によろしくありません。
普段連絡もよこさず、困った時だけ「今から子守りお願いできる?」はNG。
祖父にも祖母にも「なんだか都合がいいなぁ」と思われてしまいます。
そこで、ちょっとめんどうに思えても『定期的に連絡する』ことを習慣にしましょう。
いざとなった時に強い見方になってくれる祖父母へは、短くてもこまめに連絡をしておくと“子供たち家族とつながっている感覚“を持ってもらえます。
やはり連絡があると嬉しいですからね。
両親と祖父母でよい連絡関係を築いておくと、緊急時に「こっちはいいから任せなさい」と言ってもらいやすくなります。
2,お願いするときの姿勢
子守やお迎え、病気の看病などをお願いするときのパパママの態度も大切。
- 「仕事が忙しすぎてヤバイから今週保育園迎えにいって!」
- 「子供が熱出したんだけど、仕事休めないから今日来て!」
いきなりこれだけはぶっきらぼうすぎます。
しっかりと「申し訳ないんだけど、来てくれたらすごく助かる」というニュアンスを伝えましょう。
ここでも最初の「こまめな連絡」が効いてきます。
普段から“孫家庭の状況“を知っていて頼られれば人間動きたくなるものです。
祖父母の気持ちを想像してコトバを選んでみてください。
3,じいじ、ばあばへの感謝
おじいちゃんおばあちゃんたちも
- 「感謝の言葉」
- 「プレゼント」
は純粋に喜んでくれます。
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毎回はできなくても、時々コトバやカタチで感謝を伝えることはとっても重要。
心の中で思っているだけでは伝わりません。ストレートに直接伝えます。
こうした「気持ちや感謝を伝える」ことが祖父母と良い関係を作る根っこになります。
おじいちゃんおばあちゃんの好みはそうコロコロ変わるものではありません。
一度しっかりリサーチしておけばプレゼント選びも迷いません。
孫からのサプライズプレゼントとして贈るのもいいですね。
まとめ
さて、「祖父母に育児を気持ちよく手伝ってもらうための方法」いかがでしたでしょうか?
落ち着いて考えれば“すごく当たり前なこと”なんですよね。
でも、誰だって始めての子育ては不安で毎日大変で・・・余裕がない。
そんなあせる気持ちから「大変なんだから孫の面倒くらい見てよ!どうせヒマなんだから」こんなことを言ってしまったらおじいちゃんおばあちゃんもショックです。
若者ほどは体も軽くない祖父母をいきなり呼びつけて、お礼も言わず子供を見させる。
よくよく考えれば「親しき仲にも礼儀あり」だなってわかるんですけどね。。
忙しい子育て中だからこそ、「急がば回れ」
- パパママは手がまわらず困っている。実は祖父母のことも心配。
- じいじ・ばあばも孫の面倒を見たいし、子供とも話したい。
本当は互いに協力できる間柄。
「祖父母への気遣い」や「コトバ選び」を気をつければお互いが気持ちよく支えあえます。
素直な気持ちをうまくカタチにできるよう、一呼吸おいてから計画的にお願いしてみましょう。
両親への感謝を忘れずに、“一緒に子育てする感覚“を共有できることが一番。
おじいちゃんおばあちゃんとふれあうことはお子さんにとってもよい時間になります。
なんとなく連絡が遠のいているご家族は、ぜひ今回の方法を試してみてください。
大変な子育てだからこそ、支えてもらって感謝して恩返しして。
良い循環を生み出すことは想像以上に子育て環境を変えてくれます。