- 2017-7-24
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8月の終わりには親子揃ってあせってしまう夏休みの宿題。
残りの量だけでなく内容的にも親が手伝うかどうかは難しいところ。
家庭によってその方針はさまざまです。
子供の宿題を手伝う割合や年齢など、「夏休み宿題問題」に関するアンケート調査結果をご紹介します!
(※本記事は「ショップジャパン」が行ったアンケート調査結果をもとにした内容となります。)
みんなどうしてる?子供の夏休みの宿題に関するアンケート調査
全体では役4割が「手伝っている・手伝ったことがある」と回答
出典:prtimes.jp
子供のころ親に宿題を手伝ってもらった経験のある人は少なくないと思います。
今回のアンケート調査でも、全体で約4割が「手伝っている・手伝ったことがある」と回答。宿題を手伝うことはいまだに一般的と言えるようです。
9~15歳ではなんと60%以上が宿題を手伝っている結果に!
出典:prtimes.jp
今回のアンケートは年齢0~15歳が対象。0~5歳までは85~90%が手伝っていないため、ここで手伝う派の数値を下げているようです。
小学校3・4年生あたりから手伝う親が6割を超えてきているのも興味深い点。
子供の夏休みの宿題を手伝う理由は?
出典:prtimes.jp
宿題を手伝う親側の理由はパパ・ママともに1位が過半数をしめて圧倒的な結果となっています。
- 男性(パパ):子供とのコミュニケーションのため
- 女性(ママ):取り組み方のコツがわからなそうだから
お父さんは子供との良いコミュニケーションになると考え、お母さんは難しい宿題への取り組み方をサポートしてあげたいという思いのようです。
夏休みの宿題で手伝った項目第1位は「自由研究」
出典:prtimes.jp
宿題の中でもどんな教科・項目を手伝ったことがあるか?という質問に対しては62.6%で「自由研究」が圧倒的1位。
次いで「工作」が42.1%で第2位。決められたものよりも子供が自発的に考える種類の宿題を手伝っている傾向があるようです。
子供の年齢別「手伝いたい・手伝ったことがある」宿題とは?
出典:prtimes.jp
子供の年齢別で分けるとさらにわかりやすい傾向が見えてきます。
年齢が上がるってくるほど、自由研究や工作を手伝う・手伝いたいという親が増えている様子。
一定レベルで仕上げるのが難しい「自由研究」や「工作」に関わってあげたいと思うのが親心なのかもしれません。
自由研究を手伝うために要した時間は1~3日間が7割弱!
出典:prtimes.jp
自由研究を手伝った時間で一番多いのは68.7%で1~3日まで。
テーマが難しく仕上げるまでの時間も必要な自由研究では一定の時間を使っている親御さんが多い印象です。
約半数が“夏休みの宿題を手伝いすぎた”と感じている結果も
出典:prtimes.jp
「子供の夏休みの宿題を手伝いすぎだと思ったことは?」という質問に対しては半数以上となる52.9%が“手伝いすぎ”と回答。
ついつい親主導でたくさん手伝ってしまった、という感覚を抱く親が多いようです。
調査結果概要
調査名:「子どもの夏休みの宿題」に関する調査
調査主体:株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)
調査対象:全国の20~50代 0~15歳の子どもをもつ男女800名
調査期間:2017年6月
調査方法:インターネット調査
まとめ
さて、子供の宿題に関するアンケート調査をご覧いただきました。
宿題を親が手伝うかどうかは家庭によって様々ですし、子供の年齢によっても対応が大きく異なってくるようです。
親としては、
- 手伝ってあげよう
- 難しそう
- 悩んでるな
- もっとこうした方がよくなる
- 宿題で良い評価をとってほしい
様々な思いで手伝っていることでしょう。
しかしながら“手伝いすぎてしまったかも”と感じている親も少なくありません。
子供が自分で考えて宿題を作り上げるその過程に大きな意味があります。
逆に少しのアシストがあればどんどん考えを進められることもあります。
絶対の正解はありません。
親子のコミュニケーションになっている一面も確実ですから、そのバランスを考えることが大切なのかもしれません。
今年の夏休みの宿題を手伝う際には参考にされてみてはいかがでしょうか?